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マッサージ・はり・きゅう いっぽ

大阪の北摂(箕面、池田、豊中、吹田、茨木)を中心に活動している『マッサージ・はり・きゅう いっぽ』です。医療保険を使っての訪問マッサージやリハビリ運動のほか、実費での訪問マッサージや訪問リハビリも実施しています。

認知症と歩行
今日は認知症と歩行の関係について。



認知症と歩行の関係と聞いて、どんな事が頭に浮かびますか??



自分の周りの方に同じ質問をしても、みんなあまりパッとしないような反応が返ってきます。




認知症といえば、徐々に記憶力が低下していき、ひどくなると物事をしっかりと考えることができなくなる。簡単に説明するとこんなイメージが代表的ではないでしょうか?



しかし、認知症になると記憶や考え以外の部分にも影響が出てきます。バランス能力や歩行能力は徐々に低下してきてしまいます(全員ではないですけどね)。



現在、『訪問リハビリ・訪問マッサージ・はりきゅう いっぽ』の訪問リハビリや訪問マッサージを利用して頂いている方の中にも認知症が進行するにつれて歩行能力が低下してしまっている方がいらっしゃいます。明らかな関節可動域や筋力の低下はみとめないんですけど、うまく歩けなくなってしまっているんです。





自分たちは普段何気なく当たり前のように歩いていますが、歩行って実はすごく難しい運動なんです。地面の凹凸や路面の滑りやすさ、身体の傾きや全身の関節の角度や筋肉の力加減等々、様々な情報を脳で瞬間的に判断して、身体を動かす命令を出すということを絶え間なく行う必要があります。認知症の方にはこの作業が大変なんでしょうねぇ。





歩くスピードが遅い人ほど認知症に進みやすいという研究も報告されています。要注意な歩行速度は秒速80cm(時速2.9km)と報告されています。横断歩道が青信号のうちに渡るのが難しくなってきたら要注意ですね。こういう方は認知症への進行を予防するために早めに対応することが大切です。



もし、周りの方に最近歩くのが遅くなっているなぁという方がいれば、詳しく検査してみてもいいかもしれませんね。




北摂(箕面、池田、豊中、吹田、茨木、その他エリア)の訪問リハビリ、訪問マッサージなら『訪問リハビリ・訪問マッサージ・はりきゅう いっぽ』にお任せください!
国内や海外の医療機関や在宅サービスで経験を積んだセラピストがご自宅に伺い施術を行います。
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